教科書

教科書レビュー:生理学

良い教科書がありません。あっちを取ればこっちがダメで、こっちを取ればあれがダメ・・・その繰り返しになります。分かりやすい教科書はこれ!とは言えず、いくつかの本を比較しながら読んでいくのが、遠回りですけど為になるんじゃないでしょうか。さすが…

教科書レビュー:病理学

とにかく写真です。数多ある疾患のプレパラートの所見を述べることができるようになるのが大切だと感じました。その点で『組織病理アトラス』は実習の時に便利でした。決して使い勝手が良いという訳ではないのですが、細かく色々と書いてくれてあるのは助か…

教科書レビュー:微生物学

独学しなければならない部分が多かったので、教科書選びは慎重でしたが、結果的に『戸田新細菌学』に落ち着きました。振り返ってみれば、戸田無しに勉強はできなかったと感じています。1万5千円もしますし、あの見栄えとあの厚さは一見取っ付き難いですけ…

教科書レビュー:薬理学

僕の薬理学は『NEW薬理学』でした。とにかくこの教科書を読み込みました。全部記憶に入ってるかと言ったら、それは違うんですけど・・・でも読み込みました。結構良い教科書だと思います。だからこそ他に手を出す必要が無かったのだと感じています。特に…

教科書レビュー:生化学

基礎医学の中で、一番苦手意識をもって臨んだ科目ですが、今では大好きになりました。生化学の応用性、実用性、必要性がそうさせたのだと思います。単位としては終了したものの、これから一生付き合っていくことになるでしょう。 生化学は大学の講義が非常に…

教科書レビュー:組織学

大学指定が定番の『標準組織学総論・各論』だったので、それを中心に勉強しました。読みにくいとの意見も聞きますが、僕はかなり好きな教科書です。THE CELLやハーパーなどの外国の教科書は、1つの章に小見出しをいくつか作り、その中で文章を進めながら説…

教科書レビュー:神経解剖学

中枢神経、末梢神経、伝導路でメインを使い分けました。 まず中枢神経ですが、これは『イラスト解剖学』を知識のベースに、『解剖学講義』でつけたしていく方法を取りました。イラ解は神経の部分に多くのページが割かれており、なおかつ内容や図も詳しくて、…

教科書レビュー:解剖学

僕の解剖学の勉強の基本は『解剖学講義』でした。実際使ってみてどうだったかと言えば、目の覚めるような分かりやすさがある訳ではないし、全く意味不明の記述が書いてある訳でもありません。解剖学を勉強するのなら持っておいたら?程度のものであったと総…