大学

実験プログラム

夏休みに生化学の研究室で色々やらせてもらうことになっているが、どうやらそれなりにプログラムのようなものを作成してくれるらしい。面倒見が良くて嬉しい。

もっと実験

夏休みどうしようか考えていたが、生化学の研究室で分子生物学の実験をやらせてもらうことにした。実験とはいっても教科書などに載ってる手法を色々やってみるだけだけど。夏休みは手を動かすことに決めている。7月中は大学で、8月は実家に戻って色々やら…

PCR

生化学実験はもう少し数やった方が良い気がする。今日はPCRをやったが、こういった分子生物学の基礎の基礎ぐらいはやっておきたい。

意識の違い

国家試験の合格率に興味はないので割愛。個人的にはほとんど自己責任だと思います。ハナから大学に期待する方が間違いだという見方は、大学受験のときと変わっていません。僕としては学内でも学外でもどんどん素晴らしい先生方を呼んでいただいて、色々な話…

それぞれの捉え方

テストや実習への取り組みは決して優秀とは言えないけれど、勉強の中から面白い点を見つけ、情熱を感じることのできる友人がいる。表面上どうあれ、そういう底辺で共通するようなものがある人と話すのは楽しい。逆に単なる通過点、やり過ごすだけという視点…

理想の・・・

http://d.hatena.ne.jp/doctake/20050222 目標とする素晴らしい先生に出逢えた毒茸さんの文章は心にぐっときました。そんな出会いの一端があって、実はそれを行動に移そうか考え中です。

解剖学実習その後

ご遺体の納棺をし、実習室の大掃除を終えて、全てが終わった。最後に教授が言ったこと。「全国の大学の中でも5本の指に入る解剖実習を乗り切ったことを誇りに思って欲しい。これがきっと君達の自信になるはずです。」

解剖学本試験

趣向が変わり、今回からは論述試験のみとなった。かなり書くことができたけれど、満足のいくものではない。実習試験は尚更で、思い出す度に間違った部分が見つかる。結果は来年にならないと分からないが、おそらく落としていることは無いと思う。好成績かど…

解剖学実習第37回

今日で長かった実習も終わり。フラッグテストのための全身の総復習と頭部の詳しい観察を行う。目と耳は本当に構造が難しい。最後には今回の実習で得られた変異所見などの発表をした。うちの班は特にこれという特筆すべきものが見当たらなかったのだけど、所…

解剖学実習第35回

眼球を摘出し、切断するなどして観察。上斜筋の滑車は本当にすごい構造だ。発生学的に一体いつできるのだろう?副鼻腔を観察し、開口部を確認。特に上顎洞を顔面頭蓋の位置から分かるように出し、それが眼窩と上顎骨に薄い骨を介して接していることを確認。…

解剖学実習第34回

眼球の剖出。上直筋なども丁寧に出し、筋を支配する神経(動眼、滑車、外転)もそれぞれ確認。さらに鼻毛様体神経や上眼窩動静脈などの神経と血管も出す。骨盤部は下腸間膜動脈の枝を丁寧に出し、血管や神経が閉鎖管や梨状筋下孔を通ることを確認。頭部は顎…

教科書を書いた人

微生物学はK大学の教授による特別講義。有名な教科書の執筆陣に加わっていることもあって、講義は本当に分かりやすい。たまに吐く嫌味さえなければ尚良いのだけど。

解剖学実習第33回

顎関節を観察。その際には咀嚼筋の起始と停止を確認。骨盤内臓器を片側に寄せ、骨盤を正中断した。骨盤内臓器は取り出して各々を観察。

解剖学実習第32回(特別講義)

O大学の先生による特別講義。リンパの実態を肉眼解剖でどのように観察するかといった話。どの先生も言われることだが、解剖実習は考えなきゃダメだ。部位名をアトラスと見比べていくだけなら、やらない方が良い。1つためになったのは、臨床で重要視される…

解剖学実習第31回

頭部を離断。喉頭と咽頭を観察。下腸間膜動脈の剖出。ガンによる形態の変化に重点を置きながら色々と見てみる。

解剖学実習第30回

腰神経叢の剖出。頭部離断の準備作業。後弓を切断し脊髄を取り出す。取り出しは硬膜から剥がしながら進め、一部は前根と後根が合して前枝と後枝の出ている所を丁寧に残す。脊髄神経節もしっかり確認。膝関節、肩関節の剖出も行う。

いよいよ

生化学のテストは4月下旬に行われるようだ。小テストも含めてだが、おそらくこの成績によってグループ実習の班分けが決まる。ぜひとも1班の班長になりたい。最近、お互いが尊敬し合える有能な人々と一緒に働きたいという欲求が強い気がする。僕もそう思わ…

解剖学実習第28回

内臓の観察の続き。greater duodenal papillaを観察し、Oddi's sphincterを剖出。pancreas側からはcommon bile ductとpancreatic ductを剖出する。肝臓は実質をむしりながら観察を開始。内頭蓋底の観察も開始。腎臓部の剖出も始める。

解剖学実習第27回

腹部内臓を摘出して随時観察していく作業。まずjejunum, ileum, cecum, colonを観察していく。teniae coliやhaustra of colon, omental appendicesなど。各部分の長さも計る。後付けになってしまうが、腸にハサミを入れて内容物を取り出していく作業は腸の長…

解剖学実習第26回

前半は2つの看護学校の学生が見学に来る。開胸してからは説明できる範囲がぐっと広がったため、話すことはいくらでもある。T大学の助教授が盛んに言っていた臨床へのアプローチのための解剖学を念頭に話してみたつもりだけど、果たして伝わったかどうか。…

解剖学実習第25回(特別講義)

T大学の助教授の方による講義。内容は主に咀嚼筋について。非常に面白かったので学部生用の講義とは別に、院生用の講義を聴いてみた。内容はほぼ同じだったけれど、まぁ2回も聞けば頭に残るでしょう。実習も指導してくれたが、若いというのもあってか、今…

学部間交流

なんか通路とかできてますけど、一体誰が使うんだろう。節電のためにこまめに消灯される建物とうってかわり、深夜になってもその通路を照らし続ける明かりが寂しげです。

解剖学実習第24回

看護学生が見学に。初めの看護学生に対する気分の高揚と興奮はどこへやら。初めに来た娘達が全体として一番可愛かったからかもしれないけれど、みんな疲れているんだなぁ。臨床との関連をなるべく話したつもりとはいえ、人体の凄さを目の当たりにするには、…

解剖学実習第23回

心臓の外観と内観を観察。気管支の分岐も大体は剖出できた。肺に時間かかり過ぎと注意されたが、あれを丁寧にやるのはなかなか大変だと思う、丁寧な剖出とスムーズな進行のバランスは難しいが、丁寧さをそんなに怒らなくてもいいんじゃないのかなぁ。celiac …

解剖学実習第22回

午前と午後の2回に分かれて、看護学校の学生が見学に来た。2月27日に国家試験らしく、今までの中で一番色々なことを知ってた。特に臨床的な知識は僕達を遥かに上回る。働くんだもの、これが社会人ってことなのだろうか。学生に対する説明のため作業は進…

解剖学実習第20回

peritoneumを剥がし、greater omentumを観察。上肢の片方を離断。ある班では肺を気管につながったまま取り出しており、気管にホースをつなげて空気を吹き込む実験をした。肺ってあんなに膨らむものなんだなぁ。僕は気管とホースの間を押さえる作業を手伝った…

解剖学実習第19回

心臓の切り出し。取り出し後は表面の脂肪を取り除く作業をする。上肢の切断の準備のため神経や血管を糸で結ぶ。指の表面まで皮剥ぎは完了した。次回、時間に余裕があった場合は爪剥ぎやファーテルパチーニ小体の観察をしてみようと思う。

解剖学実習第18回

肋骨を切断して開胸した。parietal pleura, visceral pleura, pulmonary ligament, endothoracic fasciaなどの胸膜構造を観察。続いて肺を剖出したが、この感触は何とも言えないものだ。左右の裂と葉、cardiac notchなどの表面構造を観察した後、hilum of lu…

解剖学実習第17回

歯科衛生士専門学校の皆さんが見学に来た。看護学生のときよりも時間が長かったし、作業も結構進んできたため、かなりバラエティに富んだ説明ができた気がする。彼女たちは実際に臨床で使う訳ではないし、覚えるべき知識も少ないため、頚部以上は詳しくする…

解剖学実習第16回(特別講義)

K大学、N大学の教授が特別講義に来てくださった。今日はK大学教授の講義で、消化管系に分布する動脈の形成機序についての話だった。明日はN大学の教授が話をしてくださる。講義後に実習を始め、2人の教授が各班を回りながら試問と各部の説明をしていっ…